アトピー性皮膚炎の人は白内障になりやすい?その理由とは?

アトピー性皮膚炎の人は白内障になりやすい?その理由とは?

アトピー性皮膚炎の人は白内障になりやすい?その理由とは?白内障とは眼病のひとつです。目の水晶体に白い濁りが生じる病気で、簡単にいうと水晶体が損傷し、視界がぼやけたりかすんで見える症状が出ます。

 

日常生活に支障を与える白内障ですが、発症する主な原因は加齢と考えられています。誰でも発症するリスクがあり、それが加齢とともに増加します。

 

高齢者に多く、その場合を「老人性白内障」と言い、全体のおよそ9割を占めています。

 

ただし、加齢だけが原因ではなく、現在は「若年性白内障」といった、若い人の白内障が問題になっています。

 

若い人の白内障の原因は明確になっていないとされていますが、考えられる原因はいくつかあり、目の酷使や活性酸素、生活習慣、そして「アトピー性皮膚炎」です。

 

アトピー性皮膚炎との関連性も不明な点がまだ多いものの、顔にアトピーの症状が出ている期間が長い人ほど、白内障を発症しやすい傾向がみられるとのことです。

 

そもそも、アトピー性皮膚炎の方は、皮膚疾患にとどまらず、眼病を発症しやすいとも考えられています。

 

その関係性で憶測されるのが「ストレス」との関連です。ストレスがキーワードになります。アトピー性皮膚炎の人は、大きなストレスを感じるものです。

 

症状が出ることによってかゆみなどつらい思いをし、それがストレスになり、「活性酸素」が大量に発生してしまいます。すると、その活性酸素が細胞を酸化させダメージを与えることが一因と考えられます。

 

また、顔に症状が出ているときについ掻いてしまうことも原因です。とくに目元をこする、掻くといった行為によってダメージが加わり、目に刺激を与えてトラブルが発症しやすくなります。

 

さらに、アトピー性皮膚炎に使用する薬が、影響しているとも考えられています。

 

一般的にアトピーの症状には「ステロイド」を使用することが多いですが、ステロイドは副作用のリスクが高く、それが原因で白内障が起こるという説も出ています。裏どりはないようですが、そういった関係性も疑えます。

 

いずれにしても、アトピー性皮膚炎によって発症した白内障は、老人性白内障などと傾向や進行が異なります。

 

一般的に白内障は、水晶体の外側から白い濁りが中央にかけて進行しますが、アトピー性皮膚炎による場合は、中央から外側にむかって症状が広がっていくとされています。このような違いがあります。

 

もしも、目に違和感が出たら皮膚科だけでなく、眼科の受診もおすすめします。その際は、アトピー性皮膚炎であることを伝え、症状を細かく医師に申告しましょう。